藤を染める

伸び放題に伸びて、近くの木や階段の手すりに巻きついた藤を少しだけ残して伐採しました。元々は小さな植木鉢なのですが、藤の生命力の強さといったら驚きです。

故山崎青樹先生の「草木染 染料植物図鑑Ⅲ」(P220)を参考にして、さっそく藤の葉、茎を染めました。今回はオリーブ・グリーンに挑戦。灰汁で染液をアルカリ抽出し、煮染めした後、銅媒染します。5月の若葉だと鮮やかなグリーンになるそうな。また染液を水から抽出してミョウバン(アルミ)で先媒染した糸を煮染すると、金茶色に染まるようです。(染料植物図鑑Ⅰ、P194) 次に藤が手に入ったら、違う色を染めたいと思います。
(写真はどう調整しても見た目と違ってしまうのですが、あえて掲載します)