インディゴ・チュロについて

 
 

Indigo Churro/インディゴ・チュロ
いしかわズニ主宰
 
 1959年生まれ。ファバー・アーティスト、手紡ぎ、草木染め、本建て正藍染め、ナバホ織など。
草木染めのテキスト「How to make the rainbow colors by American southwest vegetables」(2015)、ネイティブ・アメリカンに関する翻訳本。「ラコタ・ウーマン」(1995)、「死ぬには良い日だ(デニス・バンクスの自伝)」(2010)


 インディゴ・チュロは、2001年アメリカ合衆国アリゾナ州フラッグスタッフで開業しました。
元々は1990年、電気も水道もない伝統的な暮らしを営むナバホ族の長老の支援のため、ナバホ・インディアン居留地ビッグマウンテン地域にボランティアに入ったのがきっかけ。1995年ビックマウンテン地域の女性達の織ったナバホラグを展示販売する「ウィービング・プロジェクト」を全国で展開。その後渡米し、居留地に住み彼らと暮らしを共にして、ナバホ織を学ぶ。その間ナバホチュロ羊を知り、織物用の糸に仕立て、草木で染めて日本に送り始める。日本の受け入れ先は長野県上田市の「ナバホチュロの店ディベ」。(当時の様子は、「ホピの太陽の下で」に詳しい。羽倉久美子著、2006)。
 いしかわは、10代の終わりに志村ふくみさんの「一色一生」に感動して、独学で草木染めを始めた。20代の初めアジアの少数民族を訪ねる旅をし、様々な部族の美しい織物に出会う。その後映像会社に勤務。ネイティブ・アメリカンに興味を持ったのは、フリーになってから仕事を手伝った映画監督の影響。
インディアン居留地を出てからは、ファーマーズ・マーケットやウール・フェスティバルに出店し、草木染めのワークショップを行う。アメリカ南西部の植物を使った草木染めのテキストブック制作。
2016年帰国。あらゆる意味での新しいスタート。2019年、大川公一先生から本建て正藍を学ぶ。
2019年~2021年日本伝統の草木染めを継承する山崎和樹先生の草木工房に通う。
 ナバホチュロ羊の紡ぎ、染め、織を通して、手仕事の素晴らしさを分かち合いたい。喜びとしての手仕事、癒しとしての手仕事。手仕事は現代を生き延びる知恵のひとつ。大人だけでなく、次世代の子どもたちにも手仕事を伝えたい。  
 
いしかわズニの最新作 2023年作
 
 
いしかわズニの作品
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